定期検査整備
鉄道車両は、皆さんがお乗りの車と同じく、法律により車検のような整備点検のサイクルが決められております。
8年周期の全般検査、4年周期の重要部検査、3ヶ月毎の交番検査(月検査とも呼びます)等があります。
各種検査毎に作業範囲が異なりますが、弊社は鉄道車両に関しましては、これらの作業範囲の一部(主に車体関連)、モノレールに関しましてはほぼ全てを担当させていただいております。
新車製造時より20年以上使用した鉄道車両を、例えると家屋のリフォームのように、内装品・各種装置を新規交換・更新し、旅客サービスの向上、省電力化・低騒音化により環境負荷の低減に資する車両に再生(リニューアル)する作業です。
作業の手間はかかりますが、車体の基本部分(構体)はまだ使えますので、これを再利用して、最新技術で生産されるモーター、制御装置、保安装置、客室内表示装置等を交換・取付けることにより、新車よりも安いコストで、新造車両に匹敵する輸送サービスが実現します。
皆さんが日頃乗られる鉄道車両は、恐らく何らかの「改造」が施されている車両がほとんどだと思います。
それは、新車で納品されたのちに数年後、ご利用のお客様の新たなご要望があったり、安全対策の新たな必要が生じたり、または余剰車両をイベント列車に改造する(「転用改造」といいます)こともあります。
そこで、鉄道事業者様より弊社のような会社が依頼を受け、鉄道車両の「改造工事」を請負うことがあります。
鉄道車両は、皆さんがお乗りの車と同じく、法律により車検のような整備点検のサイクルが決められております。
8年周期の全般検査、4年周期の重要部検査、3ヶ月毎の交番検査(月検査とも呼びます)等があります。
各種検査毎に作業範囲が異なりますが、弊社は鉄道車両に関しましては、これらの作業範囲の一部(主に車体関連)、モノレールに関しましてはほぼ全てを担当させていただいております。
モノレールは一般の鉄道車両と似ていますが、基本的に構造が異なるため、整備に求められる技能も異なります。弊社は関東では少ない跨座式モノレール整備業者として、古くから従事して参りましたので、その技術の蓄積には自信があります。
整備内容も車両の全般・重要部検査の全てに亘る項目から、月検査、走行輪タイヤ交換、車体更新・改造業務も担当しております。
また、車体整備だけではなく、車体整備用冶具の修理・製作、軌道の分岐整備等も一部請負っております。
長年の運行の後、現役引退した車両は、鉄道博物館、公園、または鉄道に情熱を傾ける方々により保存、展示されます。
そこで、引退車両を展示前に劣化・破損部分の修繕・再塗装を施され、または長期間展示・保存されていた車両の全面的な修繕・再塗装を行うことがあります。近年、歴史的に貴重とされる車両の保存、展示が多く、また鉄道博物館への人気もあいまって、この作業依頼が増えております。